このエントリは、管理人が実際に25日だけ閉鎖病棟に入院してた際の経験をもとに書いています。
検査入院が大半の病院で割と落ち着いていたので、保護室メインの戦場のようなイメージではないのをお断りしておきます。
関連記事はこちらにまとめてあります。
閉鎖病棟の中身が気になる人向けの記事です。
広角カメラの位置も書いておいたので参考にしてね。
闇の組織に消されそうな記事ですね。
一言で言うと「不自由な東横INN」です。
ホテルとか言うと看護師から死ぬ前怒られそう。
全体的な情報
室温は23℃固定で、脱衣所だけやや高め。
湿度はおよそ30%。
窓を開けることは無いが換気口があるので空気が淀んだ感じはしなかった。
海外アーティストによるデザイナーズ病院(謎)とかだったらオシャレな内装かと思いますが、うちはごく普通でした。
例えが思いつかないのですが開店して10年ぐらい経ったローソンを気合で塗り直した感じ。
間取り

かなり婉曲した間取りを載せます。
どこもこんな感じじゃないのか?
他のフロアは一切出入りしたことがないので不明です。
監視カメラ
すべて広角カメラで、確認できた一つは某メーカーのAmazonで7万ぐらいする高性能なやつ。
コンビニとかにある「ほら、お前のこと監視してるぞww」の外見ではなく、天井に貼り付けるタイプの威圧感がない(初見でバレない)タイプです。

イメージとしてはこんなやつです。
まじで注意して探さないと火災報知器類にまぎれて一見して分からないです。
場所ですが、以下にあるのを確認できました。
(ナースステーションのモニタを盗み見た)
・廊下、ホール
・4人部屋、保護室、個室の天井
保護室は当然として、いずれも建物内に死角が無いように映されています。
しかし警備の如く24時間誰かがずーっとモニタを見てはいませんでした。
そんな暇ないんだわ。確認できる限り、私のいた4人部屋には無さそうでした。
ベッドの真上になんか付いてるけど100%火災時の消火栓です。
「入院なうwwww」で死ぬ程見かける天井を見上げた写真をこそっと撮っていて、あとで見返したら普通に天井についてました。
ただし部屋の中央部で患者自体はほぼ映らないと思われます。
怖。
本当は付けたいんでしょうけどトイレと風呂にも無さそうでした。
通話可能エリア
公衆電話が置いてあるエリアと共用です。
ベッドエリアで通話は禁止で、この場所でのみ許可されます。
かと言って通話内容を聞かれる…とかは無いですが。
時間は決まってませんが「あんまり長すぎないようにしてね」と言われました。
みんな大好き怪奇現象ですが、私が入院してる間に4回ほど公衆電話が鳴りました。
私が居た病院(別の病棟だが)に昔勤務していた知り合いがいて、ぼそっとその話をしたら「普通は鳴らない。不気味だ。」と言われました。
そうですか。
常時施錠されている / 施錠可能なエリア
普通の病棟だとまず無いであろうドアも施錠されています。
参考例として。
シリンダー錠の鍵は全ての看護師がコードストラップに付けて常時携帯しています。
詳しく観察してなかったので不明ですが、館内の錠前は共通の鍵なのでは?
常時施錠
保護室
これはまあ、書かなくても分かるかと。
内部構造は不明ですがモニタをちらっと見たところ暖色系の色合いになっていました。
ナースステーション
ガラス張りになっていて、出入り口は施錠されています。
遮音で声がほぼ聞こえないので看護師に用がある時は手を振るなりノックするなり。
さすがにマジックミラーにはなってなかったです。
出入り口
まず、患者と見舞いの人が出入りする箇所は二重扉になっていて両方施錠されています。
人を通す際は必ず片方は施錠されている状態を保ちます。
ドアAとドアBがあったとして、Aを開ける→人を通してAを閉じる→Bを開ける…という流れです。
浴場
これは他の病棟は分かりませんが、使わない時以外は施錠されてました。
人の目が届かないので何されるか分かりませんし。
施錠可能
保護室以外のベッドエリア
鍵が付いていましたが施錠はされていませんでした。
夜になったら相部屋も鍵が閉まる、ということもなく。
多分患者が出払って誰も居なくなった時用かと。
何が凄いって内側から解錠できない構造になっているという点です。
恐ろしいね。
各種の小さい部屋
面会に使う部屋とか、作業療法で使うグッズがしまってある部屋など。
用事がない時は閉まってる印象です。
浴場
まず、鏡が壁にぴったり張り付く薄型のやつで多分割れにくいと思われます。
破片で自傷行為されるのを防ぐためですな。
というか水垢が酷くて鏡として機能してなかったのですが。

こんな感じ。
この解説図は誰の役に立つんだ?
ドライヤーは常設されておらず、毎回詰め所に借りに行く形式です。
持ち込み不可なので、備品のしょぼいドライヤーしか使えません。
なので濡れた髪のまま廊下を移動する…というなんか嫌な状態が発生します。
他は普通だったような気がしますが。
介助椅子が置いてあるのも別に他科共通かと。
天井は目視しましたがあったのは蛍光灯と換気口で、監視カメラは無かったです。
換気口の奥に隠してあったらさすがに分かりませんが…。
そんなに俺の肉体が見たいのか?
トイレ
車椅子の人が使う用の、パイプみたいな手すりありますよね。
あるのですが、紐がくくれないように中間部分が鉄の板で塞いであります。

ネットで適当に取ってきた画像です。
赤い斜線部分が薄いアルミ製の板で溶接して塞がれています。
ここまでやるか、との執念を感じますね。
個室は普通に鍵がかけれて、外から開けれるみたいなギミックはついてませんでした。
あと病棟共通で消毒液は一切備え付けられていません。
自傷行為で多量に飲まれるのを防ぐためですね。
自動販売機
コカコーラの自販機が置いてありました。
コークオンは使えないのを知った初日に憤慨しました。
売ってた飲み物はごく普通のやつで、値段は高め。
以下は一例。
コーラ(小)
ファンタグレープ(小)
いろはす(大、小)、いろはすの桃味(大)
綾鷹(小、大) 大は160円
アクエリアス 180円
リアルゴールド
紅茶花伝
コーヒー各種(ホット、コールド)
ちなみに、うちの居た病院はこれまでお茶とお湯のサーバがあったらしいのですが監査で引っかかってわしの入るちょっと前に撤去されたらしいです。
まあ…あったとしても汚そうなので使ってないと思いますが。
というか監査で引っかかったということはこれまで中身がそういうことだった、という訳で。
避難経路や消防設備
消防設備はありますが、なんと火災報知器のボタンが塞がれてて使えません。
消化器も患者の行動可能な所には常設していませんでした。
(置き場はあったので過去になんかあって撤去されたと思われる)

これって火災が起きて、かつスタッフが全員行動不能だったとき患者が詰むのでは?
そもそも窓も全開できるか不明な仕様なので有事の際に色々と不安な施設ではありますね。
その他誰の役にも立たない情報
・洗面所のレバーは水とお湯の中間にすると最も水流が強い
・ウォシュレット操作盤は意地悪な操作してもバグらない(動作A中に停止→その直後に動作B…みたいな)
・業者がストックエリアに詰め込みすぎて手を拭く紙が詰まって降りてこない
・しかもその手を拭く紙の吸水性がすごく手の脂も吸っていく勢い
・年々薄くなっていく特殊製法のトイレットペーパーには畏敬の念を感じる、そのうち薄さ0になる
・和式トイレもわざわざ置いてあるのは、シニア向けの配慮なのか改築費が無いのか不明
・業者が掃除した後にトイレに行くと通常とは異なる塩素のすごい匂いがしている、というか臭い
・大病院には常設と思われる、トイレにある通報ボタンと引く紐は有事の際にちゃんと動くか不安 あれ絶対点検してねえだろ
・コカコーラの業者が回収するペットボトル回収ボックスはいつもほぼ満杯なのに、業者が毎日清掃するエリアの回収ボックスは毎日捨てられていてどこか闇を感じる
・四人部屋の蛍光灯が目にダイレクトアタックして眩しい
・SANYO製のクソ古いコイン式洗濯機が現代では考えられないほど高速で回転する。しかもセーフティ機能が無く蓋を開けても止まらない
・公衆電話にテレホンカードを入れて使っているプロフェッショナルが居て驚いた
・「これ絶対元々倉庫だっただろ」という場所・ドアな個室(保護室ではない)
・お年寄りの患者はやたらNHKを見たがるが、「ちょっとチャンネル変えてもいいですかいねぇ?」としわがれた声で聞かれると当然ながら拒否できない
・消灯が9:00で、金曜ロードショーが見れない
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