この記事は管理人が実際に25日だけ閉鎖病棟に入院した際の体験によるものです。
設備や他の入院患者により雰囲気は変わりますので、あくまで一例としてお読み下さい。
関連記事はこちらにまとめてあります。
二度と戻りたくない
手のひらを叩きつけるように返すことを言うので恥ずかしいのですが。
入院前はあれほど待ち焦がれたのに。
「ここに来たからには2ヶ月ほど居座ってやるからな」と意気込んでいたのに。
退院直後の生活を通して思ったわけです。
「あそこには二度と戻りたくないね」と。
今思うと、それまでの自由が一転して24時間監視されながら生活するのってよほどストレスになっていたんだなあと思いました。
言い方が悪いですがこれは率直な感想です。
本ブログでメリットだの良かったことだの書いてますがストレートな感想です。
二度と行きたくねえわあんなところ。
想像してみて下さい。
あなたの家に監視カメラがたくさん設置されて、24時間誰かに見張られている様子を。
もちろん、風呂とトイレにもです。
お使いのスマホのフロントカメラも常時録画されて誰かに監視されます。
その状態でもリラックスできる強者は少ないんじゃないか?
書いててなんかいらついてきた。
すでに夢に出始めているのでこれは消えない人生のトラウマにでもなるのだろうか?
綺麗な地獄、とでも言いましょうか。
時間を気にせず風呂に入れる喜びを感じる
一番初めに思ったのはこれです。
元々シャワーだけだったので、長くても15分前後かと思います。
当然、入院中の時間制限30分なんて一度も超えたことが無かったです。
でも当時は脳裏のどこかでそれをちらちらと気にしながら風呂に入ってたわけです。
喜び、と言っても「あぁ~~~~お風呂大好き幸せ~~~~😭😭😭😭」じゃないです。
病状は入院前と何ら変わらず退院したので「良いね」と思う程度ですが。
風呂ぐらいリラックスさせろって話ですな。
ただ…ガス代がががが…。
あっちだと遠慮なく使えてたんですがこっちだと保険適用外で10割負担です。
早く上がるとなんか勿体ないので滝行の如く無駄にシャワー浴びてたし。
こんなクソ寒い時にガスが止まったらやばいな。
消灯21:00は無理
入院中は毎日こうでした。
21:00 消灯
22:00 寝れずにあれこれ考えてたらあっという間に1時間経過
22:30 さすがに寝れないのでイラついてくる、頓服を飲む
(3回ぐらい目が覚める)
6:30 起床
で、退院当日の夜はこうでした。
21:00 「消灯か、お目々ぱっちりやんけww」
23:00 「えぇ、まだ眠くならんのね」
24:00 「…そろそろ寝るか?」
1:00 「寝ないとやばくね?」
1:30 就寝
7:00 起床(勝手に目が覚める)
要するに私の睡眠リズムは規則正しすぎる生活で矯正されてなかったということです。
何がすごいって、退院2日目は睡眠薬が無くても眠れたという事実です。
自然な眠気で入眠するのが一番なんだってこと。
病院関連の悪夢を見る
これは私だけだと思うので参考にしないで欲しいのですが。
退院してからの夢が高確率で閉鎖病棟関連でした。
しかも内容が酷い。
外出時の門限に遅れかけて超あせる夢とか。
ゲームに出てきそうなホラー系の閉鎖病棟に移動してる夢とか。
必死で人間との関わりを求めて業者の人に話しかける夢とか。
というか退院当日の夜に見た夢がなんかとんでもないことをして大勢の軍隊に追いかけられる夢って。
二度とあそこに戻りたくない、という本音の裏返しか?
これまで食べてた食事の味が濃く感じる
病院に居た時は精進料理ばっかり食べてたわけです。
それが一転してカップラーメンだの冷凍炒飯だのに移行するとどうなるか。
まず「やけに塩辛いなこれ」って思います。
明らかに従来の味覚より鋭くなっている。
まあしばらくしたらまた元のバカ舌に戻るのでいいんですけどね。
甘みについては入院中からちょくちょく買い食いしてたので劇的な変化は無かったです。
なので、これを書いている今(退院3日後)にケンタッキーを食べたら多分すごいことになるんでしょうね。
というか基本的に塩辛く感じます。
だって前から売ってたセブンのマカロニサラダでさえ「辛くね?」って思うぐらいだし。
さっさと俗世の食い物に慣れないとなんかやだ。
入院中に使ってたものを見ていると嫌な気分になる
入院時は色んなもの持っていきました。
退院後にそれらを見ていると思うことがあります。
「なんか嫌だな」と。
私にとって入院がストレスに感じられていたのは事実です。
入院時に使っていたものを見るとそれらが想起されてしまうのです。
消耗品を入れるのに使ってたダイソーのメッシュケースですら。
一番はジェルボールの香りですかね?
もはや香りですら嫌な記憶と結びついてしまったわけで。
これめっちゃ便利だから従来の液体タイプから乗り換えて家でも使おうって思ったんですけど。
捨てるの勿体ない…。
自立して生活する気が起きない
なんかね、生きる気力が沸かないのです。
もともとそういう症状で入院して、解決せず出てきたので当然ですが。
するとどうなるか。
別に生きたくないのに買い物行かんでええやん。
別に生きたくないのに病院に行って薬貰わんでええやん。
別に生きたくないのに働かなくてええやん。
別に生きたくないのに…
人生が止まってしまいました。
今年で31になったところなのですが。
さすがに人生終わるの早くね?
あまりにも気力がなくてUberEatsで近所のコンビニの商品を注文しました。
前の俺なら「ただでさえ高いコンビニ用品を誰が注文するんや」って思ってたのですが。
割と生命の危機を感じているので、便利な時代になったなあと心から感謝しております。
3ヶ月に一回のペースで通ってる皮膚科ですら、行く気力が沸かなかったレベルです。
これまで一度もそんなこと感じなかったのに。
バスを使ってちょっとした旅行気分だったのにね。
帰ってから思いました。
「こんなに苦しいのに一人で病院行って帰ってこれて俺すごいな」と。
ほんとですよ。
遺品整理祭り
失うものが何も無くなったので、家にある不要なものを全て捨て去りました。
強いて言うならパソコンだけは無くなると困りますが。
データは全てGoogleDriveでクラウド化してるのでパソコンが壊れてもノーダメージです。
極論、家が家事になっても全く困りません。
宝物?んなもんあるわけねえだろ。
もう一個やってる、そこそこ人の役に立ってるブログのデータは辛うじてうっすら繋がってるお友達に渡したり。
ある意味で私の生きた証なのでね。
「私のブログが消滅して1年ぐらい経っても復活しなかったらあとは自由に使ってくれ」と伝えております。
あのブログの管理人が実は裏で骨の髄まで地獄を堪能してるとは夢にも思わないでしょうな。
そしてこの世は不条理すぎるんだわ。
あとひとつ、ここには書けないのですがあれほど心血を注いで毎日可愛がってたものも他人に譲渡してしまったり。
スマホに入れた写真を入院中も毎日眺めてたのですが。
熱しやすく冷めやすいとはまさに私のことです。
入院中に書いたノートにたまに出てくる固有名詞はそれのことです。
死期が近いのを感じる
これまでと明らかに違う感覚が発生しています。
常にではないのですが。
他人に伝えにくいのですが、何と言うか意識がぴりぴりと痺れている感じです。
まじでいつ何をするか分かったもんじゃないです。
そして奇跡など起きない。
次はこちらをどうぞ。


コメント