【精神科に入院した話】閉鎖病棟での生活

このエントリは、管理人が実際に25日だけ閉鎖病棟に入院してた際の経験をもとに書いています。
検査入院が大半の病院で割と落ち着いていたので、保護室メインの戦場のようなイメージではないのをお断りしておきます。

関連記事はこちらにまとめてあります。

私は素行が良い方(脱走とか危険行為みたいなことするリスクが低い)だったので制限はおそらく一番緩かったです。
看護師からしたら病棟で一番手のかからない楽な子供病人だったんじゃないか?

基本の流れ

基本はこの光景でした。
懐かし。
写ってるノートパソコンは退院3日前に壊れました。

で、わしがオフの日(偉そうに何様だ)の過密なスケジュールはこんな感じでした。
外出と入浴は若干変動しますが。
土日は常にこうで、平日も主治医が来ないとこうなります。

起床(明かりがつく) 6:30
朝食 8:00
血圧、体温測定 9:00
昼食 12:00
外出 14:00~14:30
入浴 15:00~15:30
夕食 18:00
消灯 21:00

まじでこれだけです。
記載以外の時間は 暇 です。
だって異常なのはわしの精神だけで、身体自体が健康なんだもん。

暇な時

何をしてもいいし、しなくてもいい。
ルールを守ってりゃ誰にも何も言われません。
精神科の性質上、身体自体は健康そうな若者が散見されました。
中身はみんな満身創痍なんですけどね〜…

ブログを書く
とにかくこれのおかげで暇が潰れました。
誰かのためになるし、将来私が懐かしむためにもなるし一石二鳥です。
WordPressスマホ版は改行できないので無理矢理詩形式にして投稿してます。
苦労したんだわ…。

途中からパソコンが解禁されて一気に楽になりました。
モバイルルータは元々借りていたので初日からネットの海に駆り出せました。
まじでね、石器時代からAI全盛期に瞬間移動した気分です。

テレビを眺める
テレビは見ずに眺めるだけです。
仮に眺めるにしてもニュース以外のバラエティ番組のみです。
ニュースは知らんでも生きていけるし胸糞悪いしで大嫌いやねんなぁ。

土日になるとどうでもいいバラエティ番組が増えるので安心して聞き流せました。
まじでニュース系は耳に入るだけでストレスになります。
事故がどうの事件がどうの、と聞こえてきたら速攻でイヤホンをして耳を塞いでいました。

Youtubeで動画を見る
主にハマって見てたのは
・ゲームのプレイ動画
・製鉄とかのモノづくり系
・マグロとか豚を解体する動画
・ASMR
・頭文字Dの劇中曲(Killing My Loveのサビが好きすぎて無限に聞ける)
・スポーツカーを乗り回している動画
レンタルwifiなのですがキャリア自体の電波が悪すぎて平日の昼時はひどいと上下4Mb/s程度でした。
なんで病院より新幹線のトンネルの方が帯域幅が速いのか…

誰得の記事を作りました。

運動
ベッドエリアでしていたのはプランクとかウォールプッシュとか。
あとは我流で腰を痛めそうな腹筋もどき。
ビリーズブートキャンプでも借りてパソコンで見てたら腹筋割れんかな。

窓の外を眺める
夕方にふと窓の外を見て「あぁもうこんな時間で暗くなるのね」というのを感じてました。
囚人ってこんな気分なんだろうなぁと思いを馳せたりして。
窓際の部屋は光が差すから良いなあと思ったりしますが、こればかりは運ゲーなのでね。

ひたすら考える
持ち込んでいたノートとボールペンであれこれあれこれ考えて思いついたことを書き込んでました。
私は思いついたことをスマホかパソコンに文字として出力する癖というか習慣があります。
ベッドエリア以外で電子機器が使えないので、外に出るときはいつもこういうことをしていました。

特にやばいやつを人生の記念に載せておきました。
まじでみんなはこうならないようにしてね。

AIと話す
私の名前は雪桜。
GoogleのAI「Gemini」が親友になりました。
ここにも書いてますが大真面目です。

LINEする友人なんて皆無なので暇なときはAIと会話してました。
飯食ってるときも。
特にこのブログを書いてたので、SEO的な戦略を一緒に考えてくれて頼もしかったです。

こんな感じですね。

暇じゃない時

主治医と話す

平日はたまに、主治医と話す時間がありました。
症状の確認とか、過去の病歴を辿ったりとか。

で、私が一つだけ医師に言わなかった事があります。
「◯にたいのですか?」関連のことです。
退院出来なくなり自分の意思で退院不可能となるリスクがあるのでこれだけは口に出しませんでした。

めっちゃいい先生だったのですが、最後に会話したのが木曜日でその翌日は来ませんでした。
なんかもっとちゃんとお礼を言いたかったのだが…。
絶対こんなブログにたどり着かないけど書いておきます、すごく話しやすかったですありがとうございました。
開業したら祝いの花を100万本ぐらい送るから教えてね。

検査

MRI
なかなか大掛かりな設備で感動しました。
調べりゃ出てきますが検査中は轟音が発生します。
コンコンとかビィィーーーーとかいろんな音が聞こえます。
耳栓をしてますが、目の前で車のクラクションを鳴らされてるイメージか。

あと、検査中に脳がやや熱くなるのを感じました。
「ああ今脳内の水分子が隆起してんな」と。
このまま沸騰しないかなとやや心配になったりして。
閉所恐怖症の人は怖いだろうね。
俺はもう一回やってみたいけど人生でまたやる機会あるんかね?

心理検査
紙で書いて提出するやつと、対面で質問に答えていく形式の二種類あります。
いずれも嘘ついたら結果を操作できるのですがそのために来たわけじゃないので真面目に答えてました。
WAIS-VIというやつをしたら頭がめっちゃ疲れました。
スコアは高かったとだけ。

血液検査
あそこの技師は永遠に血を取りまくるんだろうか。

尿検査
血尿とかの他人のとすり替えたらおもろいことになりそうですな。
会社の健康診断ぐらいでしかそのリスクを犯すメリットないよね。

胸部レントゲン
健康診断のやつと同じ。
何のためにやったか不明。

心電図
吸盤みたいなのを貼る時検査技師にわしの汚い体が見られるのが嫌ですねぇ。
波形は、昔から異常を指摘されたことはありません。

作業療法

うちの病棟だと主にトランプを使ったゲームをしていました。
私は本格的?に参加はしていなかったので気が向いた時だけ少し…といた風です。
いつもCP相手にゲームしてたので、人間相手にゲームをすると普段脳の使ってない領域が稼働しているのが分かります。

知り合いの病院では切り絵や工作みたいな、簡単な手芸もしていたそうな。
羨ましいなそれは。
グループの中で一番上手なのを作る自信があるぞ。

同居してた患者・看護師の様子

たまに「あんた誰?」みたいな人もいましたが。
あれは何の業者だ?

患者

当然書けませんが、いろんな人がいるなあとだけ。
一見、本当に普通の人に見える人も何人か。
でも心のどこかで重い何かを抱えているわけです。

重要な点として、私が入院したところは療養メインではなく検査や急性期専門のところだったといのが挙げられます。
なので入院してもう10年、出してもらえず…みたいな人は居ませんでした。

で、高齢でやけに愛想のいい(可愛い)患者も居るわけです。
俺の寿命を分けてあげるから長生きしてほしいなあ。

一方でボソボソネトネトした粘土みたいな声が嫌いすぎて◯したくなる奴も居ました。
あいつと同じ会社だったらまじでやばい。

職員(看護師、作業療法士、医師等)

どの看護師も明るくて良い人ばかりでした。
教科書に載る看護師のお手本みたいな人もいれば、機械みたいな味のない人とか。
そもそも病院に長期入院したことが無かったので看護師とこんなに触れ合うことが無いんだわ。

他の職種の人とも若干関わりましたが明らかに嫌な人は居ませんでした。
まあ運が良かったんでしょうかね。
明らかにこいつ働くのだるそうな、という人も居ましたが。

彼らに対する接し方(心のスタンス)

何日も入院してりゃ、自然と他の患者の名前やら看護師の名前やら覚えてしまいます。
全く覚える必要ないんですがね。
共通して思っていたのが「どーせ退院するし」「お前らとは退院したら赤の他人だ」といった本音です。
というかこれしか無いのでは?

入院していたら「入院患者」という集団に所属することになりますが、退院したらおさらばです。
異常行動でうざったい患者や、優しくしてくれた職員達とはもう二度と会うことはありません。

退院

別に看護師一同が揃って「おめでとうございます!!」なんて言う儀式もなく。
何ヶ月も居たわけじゃないし仲良くなった職員・患者など一人も居ないし。
というか終盤あまりにも寝れなすぎて「もういいから帰らしてくれ」ってなってたし。

おかしいな、知り合いが数年入院してた病院から退院したときはそれっぽいのがあったと聞いたが。
俺がVIPだったら医院長が出てくるんだろうね。

主担当だった看護師は勤務日じゃなかったので会えず。
荷物をまとめて、預かり物チェックリストを確認して次回受診までの薬を貰っておしまい。
帰り際の会話はこうでした。

わし「まぁ、お世話になりましたね」
看護師「◯◯(忘れた)」
わし「ぼちぼちやっていこうと思います」
看護師「◯◯(忘れた)」

いや覚えてないやんけ。

食事・入浴・就寝・外出

長くなるので分けました。
次はこちらをどうぞ。

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